スポーツクラブと・・・
休会していたスポーツクラブに8月から復会した。毎回行くと、スタジオのプログラムと、ウォーキングや筋トレ(軽く、短時間)を組み合わせて、滞在時間は1~3時間程度。現在、週3回は行っている。
最近、身体を動かすことに身体が少し慣れてきたのを感じている。話す相手はいないが、人が多くいて、それぞれ目的をもって集まり頑張っている姿は励みにもなる。
このペースで週2日は続けていきたいと思っていた矢先・・・
ニュースで山口もえが新型コロナウィルスに感染し、夫の「爆笑問題」田中裕二がやはり陽性だったと報じていた!
テレビでよく観る芸能人が感染したとなると、ウィルスが身近に迫ってきているのではないかと背筋が寒くなる思いがする。
スポーツクラブやカラオケ・会食はリスクが高いと言われている。
しかし、人間はこもりきりで生活はできない。身体を動かし、生きるには活動をして生活を送らなければならない。怖れすぎてはならないと解ってはいる。
私はスポーツクラブを続ける道を選んだ。つまり、気をつけながらも社会で生きていく道を選ぶ。やはりこれからもコロナを怖れていくことには変わりはないが、自身の生活やスタンスを大切にする道を選ぼうと思う。
昨夜のNHKテレビで観た。ある地方に3人姉妹が暮らしていて、長女が90歳代。80歳代の次女と70歳代の三女が長女の介護をしていた。別に暮らす弟さんがインタビューに答えていたのだが、次女か三女が洗い物をやりかけの状態で自宅をあとにした様子があったとのことだ。すぐに戻る気で出ていったのだ。しかしその後、次女と三女が相次いで新型コロナに感染し入院。そのまま2人とも他界してしまったとのこと。長女のみ一人取り残されてしまった。長女は認知症もあり、独居生活は困難である。コロナ感染の疑いもあったため、どこの施設も受け入れ拒否だったとのこと。ようやく自宅から何百キロも離れた施設(担当ケアマネが探した)で受け入れてくれた。弟さんに支えられてその施設に向かって歩く長女の方の小さい後ろ姿がいつまでも映し出されていた。
こんなコロナ禍の時代に遭遇し、いかに生きるか?この時代に生きる我々ひとりひとりの人生観が問われているような気がしている。